上場したベンチャー経営者や上場しようとしているベンチャー経営者の記事を読むと、自分も頑張らないとという気になります。しかし、我々も上場を目指すかどうかは別だと思っています。上場によるメリット・デメリットを考えると、事業モデルが莫大な投資を必要とせず、得られるキャッシュフローで充分な投資余力を生み出し続けられるのであれば、わざわざ利率の高い外部資本を求めなくて良いと思ってます。上場による知名度アップに関しても、上場せずとも顧客数を多くし、より多くの人に知ってもらう広告・宣伝を掛け続ければ、知名度は上がると思ってます。人の採用に関しても、魅力的な社風、環境であれば自ずと人は入ってくれると思っています。社会貢献も上場とは何の関係もありません。本業による社会貢献が真摯になされ、多くの顧客に支持され、キャッシュも潤沢に入るようになれば、自ずと良い循環で事業は回り、身の丈に応じた形で拡大成長していくと思っています。これが、日本の優秀な中小企業だと思っていますし、上場せず身の丈に応じた事業をコツコツと続けている中小企業を応援していきたいと思っています。上場を目指す会社、上場した会社には(微々たるものですが)投資家として応援していきたいと思います。