洋上では、白波が立っている所が風が吹いているところです。海全体に風が吹いている時もありますが、風が殆どない時もあります。そんな風のない時でも白波が立っている一帯が見られる事もあります。その一帯に向かい、より多くの時間風を受けながら目的の場所に向かっていけるように操船する。これがヨットの操縦であり、経験と感が活きてくるところの一つでもあります。経営も全く同じで、今は風がない、もしくは逆風である時にどの一帯を事業領域とし、目的地に向かってどのような(進み方、)舵を切るか、が経営です。風の流れが途中で変わる事もありますが、常に風を読み、進み方を微調整していくならば、必ず目的の場所に向かっていきます。今の経営は間違っていないと思っています。