新年おめでとうございます。今年は初詣にて大吉を引き幸先良い年始めと思いきや、大変なスタートとなったお正月でした。石川県での震度7の地震で始まり、2日にはJAL羽田空港にて炎上、3日も北九州の火事が加わり、余震は続き被害状況がどんどん明らかになってくるニュースと炎上に関してのニュースばかり。私の実家のある福井では、弊社社員も地震に見舞われ連絡すると無事との事、一先ずは胸を撫でおろしましたが、津波の心配もあり元旦は落ち着きなく過ごしました。波乱に満ちた年を予感させます。以前に、当”今週の一言”で述べましたが”禍福は糾える縄の如し”が人生なのだろうと思わずにはいられません。ウクライナやガザ・イスラエルの件、社員の身内の不幸の件、地震の件、炎上の件、全て”禍”に相当するものですが、大吉を引く等は”福”に当たります。我々の会社も皆で福を追い求めています。福の際にどれくらい喜びを表して良いのだろうか?自分が”福”の際も”禍”に遭遇している方もいらっしゃるし、私自身や会社も一転して”禍”の状況になる事もあるわけです。そう考えると、自分の感情は外に出さないに限るという事になるのでしょうか。怒りや悲しみは外に出さない方が良いと理解していますが、喜びや楽しさはどこまで外に出して良いのでしょう?FaceBookでのアピールもその様な配慮が必要なのでしょう、とは言え、その様な配慮をしてばかりでは、感情での交流は出来ません。寄り添いながら、共に解決を模索しながら、できる範囲で協力を惜しまない姿勢でありながら、嬉しい際の自分の感情もフルオープンに出来る社会を目指さなければならないのかもしれません。人間社会を生き抜く事はとても難しいですが、会社としては福を追い求め、福を共有し、福を広める活動をして参りたいと思います。本年も宜しくお願いします。