運鈍根

私の家には毎月人間学を学ぶ月刊誌”致知”が送られてきます。これは、私の父が妻に昔から贈ってくれているからです。妻も読んでいますが、私も結婚する前から読んでいます。今年の11月号は”運鈍根”の特集でした。成功するためには”運”が必要ですが、その運は粘り強く何があろうとへこたれず続けた際に人からもたらされるものであると言っています。振り返ると当にその通りだと思います。私は日本を元気にする為に、その多くの割合を占める中小企業を元気にする目標に向かって、一つのステップである上場という関門を抜け、関わってくれる方々を幸せにしながら、「自分の人生は成功したよ」と言って死んでいけるよう、日々を積み重ねていこうと思っています。この運鈍根は、弊社社員にも意識して生きて欲しい言葉です。当社、私の座右の銘である ”打つ手は無限” ”継続は力なり” ”打てば響く”はこの運鈍根にも結びついています。残りどれだけの人生かわかりませんが、この歩み(関わってくれる方々を幸せにしながら)で一生を終えたいと思います。